アラサーの乗り越え方

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「未知なものの中からしか 可能性は広がらない」 ― model ; SHIHO

 

WHO AM I?WHAT AM I?

WHO AM I?WHAT AM I?

 

 

 

憧れの女性はいますか?

ちょっと素敵だな、その考え方っていいな。そう思える女性はあなたにも何人かいるはず。

でも、本当の意味でロールモデルにできる女性って、案外少ない。

私にとって、モデルとなる女性。それは、文字通りモデルのSHIHOさんです。

身長が低く、悲しいことに太っている私にとって、その外見を真似することは不可能に近い。

私が彼女に魅かれるのは、その内面です。

彼女の初のスタイルブックは、姉の本棚にありました。でも、最初はその魅力に気付けなかった。ファッション誌の着回し特集でいつも笑っているモデルさん、そんなイメージしかありませんでした。きっかけは、大学時代に好きになった男子が「SHIHOが好き」って言ったこと。それを聞いた私は、姉の本を初めて手に取りました。そして、なんとなく彼女を研究し始めました。でもまだ、なんだかいい感じの人だな、そんな程度でした。

 

SHIHOとの本格的な出会いは、私が23歳の頃。そのとき、私は「適応障害」というメンタルの病気に初めてなり、自分が何をしていいか分らない人生初めてのピンチに陥っていました。将来どうしよう、そんなことばかり考えてさまよう中で、地元の書店でふと目にしたピンクの小さなフォトブック。それがSHIHOの『WHO AM I ? WHAT AM I ?』(マガジンハウス、2006)でした。そのあとがきを、私は何度も何度も読み返していました。

 

 困難に出会ったとき、うまくいくことや

 いかせることが重要なのではなく

 どう受け止められるかが大切ではないかということに。

 

 そのときの私には、何もできていない自分を、

 どうにもならない現実を、受け入れることが必要でした。

 

明るく笑っている彼女も、こんなに苦しんでいたんだ…。SHIHOも、人間関係の問題ではあるけれど、「人生で初めて経験する混沌」の中にいたこと。なんだか、今の自分の「声」を言葉にしてくれているような、そして指針になるような気がしました。

彼女が創りだす本は、そのビジュアルイメージがとってもさりげないのに印象的。ある頁を見てはっとしました。それは、お玉じゃくしを撮った写真。その横に書いてあったのが、

 

 未知のものの中からしか 可能性は広がらない

 

という言葉。人生のトンネルの中に迷い込んでいた私に、力を与えてくれるフレーズでした。その後、困難に遭遇したとき、また道に迷ったとき、ネガティブになったときなど、あらゆる機会に、私はこのSHIHOの言葉を思い出すようになりました。

 

それから彼女は何冊も著書を出版していきましたが、それらを読むたびに、私にとって憧れの女性になっていきました。トップモデルだからではなく、その内面に共感でき、また家族への愛が深いところも自分と似ていて信頼できると思いました。

ずっと気になっていた、ヨガに瞑想、グリーンスムージーSHIHOのライフスタイルに近づきたくて、私もトライしてみました。でもなかなか続かない! 彼女は意志の人、努力の人でもあるので、尊敬しつつ、途切れとぎれになる私は思い出したようにまた、彼女のエクササイズ本を見ながらストレッチから始めます。そのたびに、なんだか心も身体もすっきりして、本来の自分に戻る気がしています。憧れの女性みたいにはなれないけれど、そのエッセンスを自分の生活に取り入れてみることはできる。そうやっているうちに、私は気付いたらエッセイを書くまでに回復していました。いつか、SHIHOさんみたいなスタイルブックを創って、「モデル・SHIHOさん推薦!」て帯が付いて、本の出版イベントで彼女とtalkすること。それが今、私の大きな夢です。

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私を支えた小さなフォトブック