派遣司書 ― アラサーの乗り越え方

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どちらでもいい

 

世界で1番大切なことの見つけかたPRESENT プレゼント

世界で1番大切なことの見つけかたPRESENT プレゼント

 

 

 

ヨガから始まる―心と体をひとつにする方法 (カルチャー・スタディーズ)

ヨガから始まる―心と体をひとつにする方法 (カルチャー・スタディーズ)

 

 

 こんばんは。今日も少し寒いですね。風邪などひいてないですか?

今日は、仕事終わりかけにふと思ったことを書きまーす。

 

先日、かねてより恋愛相談していた方から、

「承認欲求が強いのね」と言われ、しばし悶々としていました。

そうなのかなぁ。なんだかまた恋愛でモヤモヤしてきてました。

 

でも、こう思えたんです。

 

 私は、恋愛していなくてもいい。

 がんばらなくても、いい。

 仕事に100%集中できていなくてもいい。

 どちらでもいい。しばられない。

 してもいいし、しなくてもいい。

 

私の長年の癖で、つい、白か黒かの二者択一的思考になってしまうんです。

あと、自分の恩師にも言われたことだけど、完璧主義。

モヤモヤしてくるとき、根本的な原因は、その思考の癖にある気がする。

 

「○○なければならない」から、「○○でもいい」へ。

結果よりも、プロセスよりも、自分がどんな考え方ができるか、が大事

ではないかということに。

 

恋愛より夢中になれることがいくつもあってもいい!

その方が、突き詰めて結論を出そうとして苦しむよりも、

私らしく輝ける気がする。

 

「どちらでもいい」。

ネットでふと検索してみたら、こんな詩に出会いました。

田口久人さんて方が書いて、facebookで話題になってたそう。

 

***

 『どちらでもいい』

 

 友達は多くても少なくてもいい
 本音を話せる人がいるなら

 年収は高くても低くてもいい
 幸せに過ごせるなら

 家は広くても狭くてもいい
 自分に合っているなら

 モノを増やしても減らしてもいい
 大切なものがわかっているなら

 頭が良くても悪くてもいい
 まわりを喜ばせられるなら

 性格は明るくても暗くてもいい
 個性の1つだから

 化粧は厚くても薄くてもいい
 自分の魅力が伝わるなら

 子供は褒めても叱ってもいい
 愛情が伝わっているなら

 夢は小さくても大きくてもいい
 叶えられるなら

 人生は短くても長くてもいい
 本当に後悔をしないのなら

****

 

なんか、いいなぁって思い紹介。どうですか?

 

さて。今日思ったこと。そう。

「ちゃんと(自分の中で)失恋しよう」ということ。

 

 想っていてもいい。

 人として好きでもいい。

 やりとりしててもいい。

 好きでいられなくなってもいい。

 好きでいなくてもいい。し、好きでいてもいい。

 好きじゃなくなっても、いい。

 

こんなフレーズがぶわーっと出てきて、急に体がふっと軽くなったような感じ!

なんだか、垢がおちたような、久々に笑みが自然とこぼれていました。

 

私が好きな本で、坂之上洋子さんの

『世界で1番大切なことの見つけかた PRESENT プレゼント』

メディアファクトリー、2012)という

メッセージブックがあるんだけど、その中にこんな一節があります。

 

***

 『中途半端』

 

 人生は不安定で

 でこぼこしてて

 

 いつも、とっても

 中途半端

 

 でも(それがあたりまえ)って

 知ってるから

 

 あせらないで

 ここにのんびり座っていられるの

 

 ※英訳タイトル:LIFE IS ALWAYS HALFWAY.

 

***

 

 素敵じゃないですか?

 ”Life is always halfway”って、この言葉を知ってからよく呟いてた。

 「どちらでもいい」って考え方は、つまるところそういうことだと。

 

あと、これまた以前書いた「ヨガとドライブ」って記事でもふれたこ

なのですが、日本のヨガブームの第一人者であるケン・ハラクマ氏の

とってもわかりやすいヨガの本、『ヨガから始まる―心と体をひとつにする方法』

朝日出版社、2012初版第5刷)の中にあった、

 

 「異なるもの、欠けているもの、ズレが生じているものを、

  調和させ、補い、均整をとろうとすること

  ――これがバランスということです。」

 

 「左右非対称の中でバランス感覚を養う。」

 

ってこととも、似ている気がしてはっとした。

私は、「アンバランスの中のバランス」って呼んでるんだけど、

そういう思考、ライフスタイルが、まだ完全にではないけれど、

30代になってからの自分の中に、新しいスタイルとして定着しつつある気がする。

 

恋愛の悩みから、なんだかとりとめなくなってしまったけれど、

いい意味で、意思をもって言う「どちらでもいい」。

これ、案外なんにでも効くかも❤

私は今日、久々に楽になれました。

行き詰ったときは、お試しあれ☆彡

 

Have a beautiful night☆

『自分は自分がいい。』

 

美しい朝で人生を変える

美しい朝で人生を変える

 

 

 

美しい朝で人生を変える (幻冬舎文庫)

美しい朝で人生を変える (幻冬舎文庫)

 

 

おはようございます。ちょっと寒い朝ですが、みなさん体調はいかが?

 

ここ数日、勉強がはかどらずモヤモヤしていたのと、記事のアイデアも特に

思いつかなったのですが、今朝、ふとこんな言葉と共に目覚めました。

 

 『自分は自分がいい』『自分は自分と一緒がいい』

 

なにかの夢をみていて、起きがけにこんなフレーズを言っていました。

あ、潜在意識がもう変わったな!と思いました。

 

先日、軽く失恋してしまって、なんだか否定されたような気になっている自分に、

『私は自分を受け入れます』というアファーメーションを思いつき、

たびたび呟いてはいました。

そうしたら、今朝これです。しかも早起きしてしまった…!

 

あ、私は私を受け入れたんだな、と変化に驚きました。

思えば、『私は私がいい』って、最強じゃないですか???

私「で」じゃなくて、私「が」いい。

自己肯定感は変化の兆し。とっても大切なもの。

 

今朝は、そんな自分に、クリスマスプレゼントとして中指用に

華奢なエタニティのリングを買ってあげよう♪と思ったのでした。

勉強で再復活し始めた自分へのご褒美だ!

褒美がないと、やってらんね=!笑

よっしゃ!

 

Have a powerful day!

足るを知る : アファーメーションの力

 

ミランダ・カー/エンパワーユアセルフ[EMPOWER YOURSELF]
 

 

こんばんは。お元気ですか? 壁紙を模様替えしてみました。いかが?

 

読者になってくださった方、ありがとうございます。

☆を付けてくださった方、嬉しいです! 今日も素敵な記事に出会えますように。

 

モデルのミランダ・カーも実践している、アファーメーション。

最近上手くいってるけど、またダイエットが続かないかも…。

てか、帰り道、お腹減っちゃって誘惑に勝てるかわからない。いや、爆発しそう。

そう思ってしまったので、アファーメーションでダイエットできないか。

そんなことを考えていろいろ調べてみました。

 

いやあ、本当に様々な文例があるんですね!

 

 ・私は、体重をコントロールしています。

 ・私の生活習慣は、私をどんどんスリムにしています。

 

う~ん、なるほど! どれもいいなあ、どれにしよう、と思っていたとき、

ふっと閃いたフレーズ。

 

 『私は満ち足りています。』

 

これ、どうかな?

なんか、今お腹が空いているからかもしれないけれど、

自分にしっくりくるんだけど☆

何度か呟いていくうちに、なんだかすっと身体が軽くなって、

お腹は空いてるんだけど、欲望がなくなってしまった感じがする。不思議だ…。

思うに、太る原因はストレス。それが消えていく感じがする!

 

ないない、ほしいほしい、あれもこれも、じゃなくて。

今の自分を肯定することから、アファーメーションは始まるのだそう。

 

 『私は満ち足りています。』

 

なんだか、色で言うとゴールドに輝いていく感じ、しない?

 

あと、この前また失恋して、自分を否定されたように感じてしまっていたけれど、

失恋に効くアファーメーションも一つみつけた。

 

 『私は自分を受け入れます。』

 

なんだか、安心して、ストンと腹に落ちるような、そんなフレーズがふと浮かんだんだ。

 

自分に合うアファーメーション、見つけました。

あなたも、お試しあれ❤

 

Have a wonderful day.

 

 

 

スランプの意味


【Live】 竹内まりや & 松たか子 「元気を出して feat コブクロほか」 2007 2

 

こんばんは。スランプです。正確には、スランプ「でした」!

司書の試験を目前に控え、勉強が全然手につかない、という状況に自己嫌悪になっておりました。

で、どうせやれないならウォーキングしよう☆彡といつもより長いコースを母とウォーキングしていて、タイトルを思いつきました。

 

きっと、スランプにも、意味があって。

 

どんな意味かといいますと、「あなたのものの見方、考え方を、変えるときですよ」という神様仏様?からのサインなんじゃないか、と。

 

最近、私は「こう在りたい」「ああ成りたい」「○○を達成したい」という

欲が強くなりすぎていて、【感謝する】ってことが薄らいでいました。

 

チャンスをいただけたことに感謝する。

応援してくださる人に感謝する。

一緒に頑張ってくれた人、励ましあえる存在に感謝する。

認めてくれる存在に感謝する。

アドバイスを下さる人に感謝する。

日々、支えてくれるあたりまえの家族に感謝する。

 

そういうことが足りてなかったかもしれない。

そう思うと、ベクトルが上から下への「足りない」方向から、

下から上への「仰ぎ見る」方向へと、ものの見方、感じ方、考え方が転換する。

 

そういう機会を、だれかから、なにかから、与えられているのかもしれない。

それが、「スランプの意味」なんじゃないか。そう思えた。

 

朝は早起きしてやる気満々フレッシュマンだったのに、夕方には悶々ガールに

なっていたけれど、

今日やっと、原点に立ち返れた。またスタートラインに立てた。

そんな気分。

 

奇しくも、そんな弱々しさから抜け出した私の耳に入ってきたBGMが、

竹内まりや松たか子の ♪元気を出して。

 

    人生はあなたが思うほど悪くない

    早く元気出して あの笑顔を見せて

 

よしっ、元気でた!!

愚痴ってしまったカテキョの先生、ごめんね。そしてありがとう、私は頑張るね。

 

頑張れない人は、頑張らなくてもいいからね。自分のペースで行くのです。

「善きことはカタツムリの速度で動く」、だそうです❤

 

Have a beautiful night☆彡

願いが叶わなくても

 

こんな夜は (幻冬舎文庫)

こんな夜は (幻冬舎文庫)

 

 またまたこんばんは。本日2度目ですが、いいですか?

ふと、タイトルのフレーズが浮かんだので、何か書けそうな気がして。

 

ワクワクして書き上げたWish List 100!。

一つ目に書いた「A市に合格する」は、無残にも叶わなかった模様です。

残念無念! カテキョまでしてもらって、問題集も4回くらい解いたのになぁー。

早くも、Wish Listに変更(するのか?)を迫られています。

 

もしかして、欲張りなのかもしれないな。

ふと、そう思う。

最近、感謝すること、忘れてないかい? どうなんだ?

 

そうかも。そうかも!

昔はね、日々の記録に一日にあったよかったことリストなるものを書いて、毎日感謝していたっけ。

そういう謙虚さが、最近あまりなかったかも。

 

もしも願いが叶わなくても、いい。

それだけに、こだわらない。執着しない。

だって、他にもやるべきこと、やりたいこと、会いたい人はいるから。

そう、執着しないこと。こうじゃなくちゃいけない、って思い込みからスルリと抜け出そう。

 

ブログが書籍になって出版できなくったって、いい。

Aくんと年度末までに付き合えなくたって、いい。

問題集になかなか取り組めなくたって、いい。

完璧にしようとしなくたって、いい。

願いが全部叶わなくたって、いい。

 

思うに、願いをイメージしてワクワクする、そういう行為が、いい。

願いがどんどん沸いてくる自分のコンディションが、いい。

一つのことや人に執着していない自分が、いい。

求めるばかりではなくって、相手に感謝している自分が、いい。

こうじゃなきゃならない、って力まないほうが案外上手くいく。

 

小川糸さんの日記エッセイを読み始めて、思いのほか旅に出てパワフルで料理好きな彼女の地に足の着いたことばたちに、なんだか感化されたのかしら。

そうそう、彼女も雪国出身なんだって。親近感。

他の本も、読んでみたくなりました。新しい出会いに感謝☆彡

 

Have a lovely day❤

会いたいの。

 

私の10年日記 (幻冬舎文庫)

私の10年日記 (幻冬舎文庫)

 

 

こんばんは。

母と久しぶりに昼間から川沿いをウォーキングしてきたので、めっちゃ腹ペコ。

最近はまっているのが、月餅。し、渋いなお主。そんな風に思ったあなた。

食べてみ。ショートケーキと重みが違うから!黒糖万歳!

 

「俺、恋愛感情ないよ」。

ラインの一行に、久しぶりの会心の一撃をくらった昨夜。

もやもやして、半パニックであわあわ慌てふためく私を支えたもの。

それは、睡眠。

なわけなかろう。モヤモヤ寝てても意味はない。

そう、そこで昼から母とウォーキングにくり出した。

そう、外へ出ねば!

帰り道に立ち寄った本屋で買ったもの、それは幻冬舎文庫のエッセイ本、2冊。

 

清水ミチコ『主婦と園芸』(幻冬舎、2016)

私を笑いで救ってくれた日記集、『私の10年日記』(幻冬舎、2011)に次いで、とうとう出てくださいました。

裏面の解説より。「何度あっても『初めまして!』と言う氷川きよし君」。ぶはっ。

目次より。「『同じお名前ですね」。皇后さまのお言葉に私はもう失神寸前!』。じわじわこみあげる笑い。

ありがとう、ミチコ様。

 

☆小川糸『こんな夜は』(幻冬舎、2014)

柴咲コウちゃん主演の映画『食堂かたつむり』の原作本を書いた方。読んだよ。

とってもほっこり温かくなった記憶が。そして、お腹がすく。いや、今すいてるのか?

ベルリンに暮らした日記エッセイだそう。ちょっとドイツにも興味が出てきたところだったので、よっしゃ、読んでみよう。そんな一冊。

新しく好きなエッセイストが増える予感。

幻冬舎文庫さんよ、まいどあり!!

 

最近、がんばりすぎていたのか、なんなのか。

もうすでに、書けなくなってる…(チーン)。と、言いつつそれを書いてる私。

いろんなエッセイもう一回読んで、ストックしなきゃ。

そういえば、最近読んでなかったな。

繰り返し読んでまた読みたい本、それがいい本だと思う。

 

「会いたいの」。昨日、冗談半分で送ったラインに、鉄壁のお断りの一行。

キタナー。つっめてー。

ふん、いいわ。薄々わかってたことだし。

もう何回もそんな感じで振られてきたんだから、年度末までは諦めないぞ。

そう思いなおしたら新しい出会いが。本とだけど。

 

そう、会いたい人。思えばたくさんいるなー。

共通点は、「ありがとう」って言いたい人、お友達になりたい人。そんな感じ。

軽く挙げてみましょう☆彡

 

SHIHO フォトブックにサインほしい!

清水ミチコ様 10年日記にサインほしい。今どこか分らないけどw

宇多田ヒカル 80年代生まれには、外せないだろう。

        ブログ書いてるときは、YouTubeでヘビロテ。

アンジェラ・アキ 失恋ソング、お世話になりました!

 

今のところ、そんな感じか。思ったより、少なかったなーww

会いたいのは、別にあなただけじゃないのよ?

ちょっと強がってみつつ、本気でそうも思う。

執着しない、とらわれない。

 

でもちょっと反省する。

 

そんな秋の夕べでした☆彡

 

Have a LOVEly day❤

ヨガとドライブ

 

ヨガから始まる―心と体をひとつにする方法 (カルチャー・スタディーズ)

ヨガから始まる―心と体をひとつにする方法 (カルチャー・スタディーズ)

 

 

双極性障害になってキツイな、って思うこと。それは、「自分が回復しているのかわかりにくい!」ってこと。ウツ状態から回復したら、さあOK!って病気じゃないんです。「私、回復してる!なんか元気出てきた!」って時こそ、注意が必要。「躁状態」になってる可能性があるから。メンタルの波がマイナスからゼロ地点を通り越して、大きく上がりすぎる。その後待ってるのは、下降の波…。「躁」はテンションが上がるからむしろ本人は心地よいんだけれど、その後にあのウツ状態の苦しさが来るのかと思うと、ブレーキを踏まざるをえませんでした。私の場合は、はっきりした変化を自覚できるほどではなかったけど、なんとなく自分のコンディションが調子いいな、って思ったときほど、「躁転」に気を付けるようにしていました。特に、何度も先生に言っていたのが、毎月の生理前にモヤモヤするってこと。気のせいだったかもしれないけど、そう思い込んでいました。いつの間にか、そう思うこともなくなっています。そうやって、何らかの変化に気付けたとき、コントロールが効かないこの病気について、やっと自分で手綱を握ったような、暗闇トンネルの中で光がみえてきたような気がしたものです。同様の変化の中で、私にとって一番自覚があった活動。それが、これからお話しする二つ。ヨガとドライブ。

 

外に出て、家族以外の人とも関わらなくっちゃ。23歳の頃、初めて適応障害になって地元に帰ってきた経験があった私は、また同じ状況に陥っている日々をどうにかしようと焦っていました。約10年都会に住んでいて、地元に戻ってきたら浦島太郎。言い過ぎました。私は突然、高校生に戻ったみたいな生活になりました。違うのは、友達はみんな地元から出て行ってた、ってこと…。人間関係を疎かにしていたことを悔やみました。でも、いずれにしてもあんまり変わりなかった。だって、友達たちが羨ましくて辛かったから。悩みが重すぎて、頼ることがほとんどできなかったから。やっぱり、甘えられるのは家族が中心でした。そんな中で始めたのが、ちょっと遠いところにあったけどヨガスタジオに通うことでした。

 

ヨガはメンタルにいい。それはよく知られていることだと思います。私がヨガを知ったのは、憧れの女性が続々ヨガを習慣にしていたからです。特に印象的だったのは、あんなエッセイが書けたらなあ、そう憧れる女優の中谷美紀さん。女優を辞めることも考えたという映画『嫌われ松子の一生』撮影時、あまりの精神的苦しさに、収録後にヨガスタジオに駆け込んでいたらしい。そして、私が大好きなモデル・SHIHOも失恋の傷を癒したのはヨガだったそう。よし、私もいつかはヨガだ。そう思っていました。

 

「泣いてください」。レッスン後に、先生が言った言葉。大人になって初めてそんなこと言われたな。私、ここに居てもいいんだな。とてもナーバスになって、リラックスできるリストラティブヨガのレッスンを初めて受けた私は、暗いスタジオの中で横になりながら涙を流していました。双極性障害であることを、ここでは隠さなくていいんだな。私のこと、受け入れてもらえる。そんなスタジオに出会えたことに感謝しました。

 

ヨガをしている人にはカルチャーがある。そんな風なことに気付いたのはそれからしばらくしてのこと。私を惹きつけていったのは、そのレッスンの効用というより、ポーズの気持ちよさというより、何よりヨガをしている人たちの自由な包容力でした。なんて言ったらいいんだろう、ヨガをしている人には、前置きはいらない。自分の不調を当たり前のように口にできる。そして、案外その経験は、先生にもあったりする。構えることがない、同じコミュニティの仲間なんだ。そんな感覚がありました。特別に仲がよい友達ができたわけでもなかった。でも、私にとってヨガスタジオが、なんだか心地よい居場所になりました。なんだろう、おじいちゃんの家みたい。無職の間、本もなかなか読めない状態にあった私にも、「やること」が見つかって嬉しかった。

 

ヨガを実践し始めて、一冊の本を読み終えました。それは、日本にヨガブームをもたらした第一人者、ケン・ハラクマの『ヨガから始まる―心と体をひとつにする方法』(朝日出版社、2008)という青い本。その帯には、「SHIHOさん推薦!」の文字が。買うでしょ。そこに書かれていたことに、私は何度もアンダーラインを引いていました。

 

 異なるもの、欠けているもの、ズレが生じているものを、調和させ、補い、均整をとろうとすること――これがバランスということです。

 

「左右非対称の中でバランス感覚を養う」。これがヨガのポーズから学ぶこと。「アンバランスのバランス」。私の中でそんな言葉がポッと浮かんできました。そうか、バランスがとれなくてもいい、不安定な日々でもいい。それを受け入れながら在ることが、本当のバランスなのかもしれない。ヨガに出会って、双極性障害の自分と出会って、私の新しい考え方として身に付いたものの一つでした。

 

双極性障害と運転って、似ている。長年ペーパードライバーだった私は、そう思いました。飛ばしすぎたらブレーキが必要だし、うっかり気を抜いたら事故にも遭う。カーブもあれば、回り道もある。たまにガス欠のトラブルだってあるかもしれない。人生って運転みたい。都会に約10年以上住んでいた私が、地元に帰ってきてヨガより先に取り組んだこと。それは、運転でした。「ここでは死活問題だからね」。クリニックの先生はあっさり運転を許可してくれました。

 

人の流れとは、反対方向へ。日中に街へと向かう車たちを対向車線に、私と父は平日の昼間からドライブするのが日課になっていきました。お決まりは、地元の山並みを眺めながらの田舎の自然コース。途中でお蕎麦を食べたり、地元で信仰されている神社へ立ち寄ったりもしました。都会の地下鉄に揺られていた日々では、こんないい空気は吸えていなかったな。自然の中でのんびり流れる時間、森林浴で浴びるマイナスイオン。そして時々、公園での車庫入れ練習。あるとき、山々に囲まれた一本道で、自分の悩みはちっぽけなのかもしれないな。いったい何を急いでいたんだろう。そう思わされました。故郷の自然が、着実に私を癒していきました。助手席で、道の駅で買ったお餅をほおばるのは、退職して実家にいた父教官。内心冷や冷やしていた、って後日談。

 

薬を服薬していると、運転できない人も多いとは思う。けれど運転は、薬の量が減るのと同じくらい、ときにはそれ以上に回復具合を知るバロメーターになると思います。だって、上達が日に日に実感できるから! それが楽しくて、自信に繋がっていきます。運転できる時間、距離、新しく覚えた道、新しく開拓した場所。すべてが、変わっていく自分の物差しになります。そうして、いつしか一人でドライブできるようになった自分がいます。今でもたまに、疲れた休日にはふらっと田舎の自然にふれに郊外へドライブに向かいます。ヨガはあんまり行けていないけれど、実は実家から遠いスタジオに通っていたからこそ、その経験が新しい職場への通勤に生かされました。すべては、次へのステップに繋がっていく。今日も山並みを目にしながら、私は田んぼ道をご機嫌でドライブするのでした。